高血圧・糖尿病・骨粗鬆症があってもインプラントはできる?持病がある方のための安全なインプラント治療

「歯を失ってしまいインプラントにしたいけれど、持病があるから無理かもしれない…」

「持病の薬を飲んでいると、インプラントの手術は受けられないの?」

このようなお悩みやご不安をお持ちではありませんか?

年齢を重ねると、高血圧や糖尿病、骨粗鬆症などの持病(全身疾患)をお持ちの方が増えてきます。結論から申し上げますと、持病があるからといって、必ずしもインプラント治療を諦める必要はありません。

しっかりと持病のコントロールを行い、お体全体の健康状態を正確に把握した上で適切な計画を立てれば、安全にインプラント治療を受けていただくことが可能です。

今回は、特にご相談の多い「高血圧」「糖尿病」「骨粗鬆症」をお持ちの方のインプラント治療におけるポイントと、当院での安全への取り組みについて分かりやすく解説します。

1. 高血圧をお持ちの方のポイント

高血圧症の方で一番リスクが高まるのは、「手術中の緊張や痛みによる 突然の血圧の上昇」です。

 安全に治療を受けるための対策

 内科主治医との連携: お薬(降圧薬)によって血圧が安定(コントロール)しているかを事前に確認します。

 生体情報モニタリング: 手術中は血圧や心拍数、酸素飽和度をリアルタイムで測定・監視しながら施術を行います。

 局所麻酔の工夫: 血圧を上昇させにくい麻酔薬を選択し、痛みや緊張をしっかりと和らげます。

血圧がしっかりコントロールされていれば、インプラント手術は十分安全に行うことができます。

2. 糖尿病をお持ちの方のポイント

糖尿病の方は、高血糖の状態が続くと免疫力が低下し、「感染症にかかりやすくなる」「傷口が治りにくくなる」という特徴があります。インプラントと骨が結合するのを阻害する原因になるため、注意が必要です。

 安全に治療を受けるための対策

 HbA1c(ヘモグロビンA1c)の確認: 直近の血液検査データを確認させていただきます。一般的に HbA1c 7.0%未満(状態によっては7.5%程度まで)を目安にコントロールできていれば、インプラントの成功率は健常な方と大きく変わらないとされています。

 徹底した感染予防・抗菌薬の投与: 術前の歯周病治療やお口の中のクリーニング(清潔な環境づくり)を徹底し、術前術後に適切な抗菌薬を服用していただくことで感染リスクを最小限に抑えます。

3. 骨粗鬆症をお持ちの方のポイント

「骨がもろくなっているから、インプラントのネジ(人工歯根)が固定できないのでは?」と心配される方が多くいらっしゃいます。

実際のところ、骨粗鬆症そのものよりも注意が必要なのは「骨粗鬆症の治療薬(ビスホスホネート系製剤やデノスマブなど)」です。これらのお薬を服用・注射している場合、抜き歯や骨を削る手術の後に顎の骨が治りにくくなる「顎骨骨髄炎(薬剤関連顎骨壊死:MRONJ)」というリスクがわずかに生じます。

 主治医(整形外科・内科)との連携: 服用中のお薬の種類・期間・投与方法を把握し、主治医と連携・相談の上で慎重に治療計画を立てます。

当院が大切にしている「安全第一」のインプラント医療

持病をお持ちの方のインプラント治療で最も大切なのは、「歯科と医科の連携」そして「正確な事前診断」です。

当院では、患者様が安心して治療に臨めるよう、以下の取り組みを行っております。

1. 丁寧なカウンセリングと既往歴のヒアリング

現在かかっている病気、通院先の医療機関、服用中のお薬(お薬手帳のご提示をお願いしております)を詳しくお伺いします。

2. 医科主治医への対診(情報照会)

必要に応じて、患者様が普段かかられている内科や整形外科の主治医の先生に文書で問い合わせを行い、全身状態の安全を確認した上で治療を進めます。

まずはご相談ください

「持病があるから他院で断られてしまった…」

「自分のお体の状態でインプラントができるか知りたい」

という方も、どうぞ諦めずに一度当院へご相談ください。

患者様お一人おひとりの全身の健康状態に合わせた、最も安全で負担の少ない治療法をご提案いたします。

国立市の歯医者にご相談下さい。

瀬良歯科クリニック

国立市富士見台4-39-5

 0425767770

 LINE予約もあります。

 ※ご来院の際は、ぜひ「お薬手帳」や「直近の血液検査結果」をお持ちください。